仕事をするまではやだなー、やる気ないな!なんて思っていても一旦、仕事をし出すとなぜやる気が起こるのでしょうか。
一旦作業を始めると、どんどん集中してやる気が起こり、夢中になったり楽しくなったことがあり、やる気スイッチが入りますよね。このやる気スイッチはどこから来るのでしょうか。
やるまでの時間が無駄に長いのです
せっかくやろうと思って机の前に座っても、あれこれやらない理由を考えてしまい、やりはじめるまでの時間が無駄に長くなってしまいます。
キリがいいから、この時間から始めよう、これをしてから始めよう、何かを食べてからやろうなどと逃げる理由を脳でいくつも作ります。つまり、すぐやらない癖が身についているのです。
すぐやるためには環境も状況も気にせず、まずやり始めることが大切です。
身体を動かすことで、脳のやる気スイッチに指令が届き、やる気が後から湧いてきます
やる気スイッチ
作業興奮
作業興奮とは、行動を始めることによってやる気スイッチが働きやる気が後から湧いてくることです。
作業に着手すると、なぜやる気が起こるのか、脳科学的に言うと手(体)を動かすことで、その信号が大脳の腹側淡蒼球に伝わり、刺激されます。
つまり、やる気スイッチは神経細胞の集団というわけです。
ただ、この脳の中の神経細胞が勝手に活性化して、神経細胞を刺激してはくれないのです。
脳の神経細胞
脳内の神経細胞を活性化させるためには、身体をうごかすことが近道とされています。
やる気が起こるのは、「ぼんやりと」ではなく、行動によってやる気を目覚めさせていくという必要があるのです。
さらに言うと、たとえどんな苦手なことにもやる気を迎えに行くつもりで初めてしまうのが得策です。
とりあえず動いてみる
面倒だから後回しにしようなどくよく考えずにとりあえず動いてみるんです。
脳科学的に言うと、とりあえずいきなり始めるスタイルこそやる気スイッチが入るのです。
脳のやる気スイッチを押せるのは、あなたの体、あなたの行動しかないのです。
また、ゴールや目標達成が近づいていると感じている時数集中力が増してい傾向があります。
ドーパミンサイクル
このように脳の性質を知れば、ドーパミンサイクルを無意識のうちに回していくことが可能になります。また、ウォーキングや散歩、適度な運動による脳への働きが有効と言われています。
歩行により多くの血液が体内を循環し、血中の酸素が体内の器官に行き渡り、脳にも酸素が十分に供給されることになります。
その結果あらゆるパフォーマンスが上がるというメカニズムです。
また定期的に歩くことで脳細胞の新しい連絡の量が増えたり、新しいニューロンの成長が促されたりニューロン間での信号のやり取りを行うレベルアップすることも明らかになっています。
まとめ
今日はダラダラしたい。後でやりたい。今やりたくない、など後回し癖があり、後になってから、あの時やっとけば良かった。
もう、後回しにしたせいで今頃からやらなくてはいけなくなって時間がなくなってしまった。
などとならないようにやる気スイッチを早め早めに押しましょう!
どうしても後回しにしたい時は「後回しノート」という物を作ってみましょう。
書いていくうちに、大変だ、やっぱりやらないと!と思う気持ちが出てくると思います。
私はそうやって後回しする物をへらしてます。