入浴はマジック!お風呂の入り方次第で心と体は変わる。
毎日入っているお風呂ですがなぜか家で入っているお風呂と温泉や銭湯に行った時のお風呂と比べて、入った後の感覚が違うということを感じませんか。
それはもちろん温泉だと色んな効能があるし今の銭湯では炭酸風呂もあり、そのお風呂に入るととても良い気持ちになります。
自宅ではその気持ちの良い感覚になることが出来ないと思っていませんか、家のお風呂でもお風呂上がりに気持ちの良い感じを受けることが感じることができるのです。
それはお風呂の入り方でできるのです。では、どんなお風呂の入り方が良いのか検証していってみましょう
どんなお風呂の入り方をしていますか
まずは皆さんはどういう風にお風呂に入っていますか?
家ではシャワーだけ!眠たいからもうシャワーだけで済ませておこう。
子供がいるので子供と一緒にバタバタと入るだけで汚れを落としただけ。
湯船に浸かってるけれども、退屈だから長くは入っていないとか長く浸かる為に携帯などお風呂の中に持ち入って携帯を触っているとか。
酔っ払って帰ってきて、お風呂に入るのも面倒なので、そのまま寝てしまって朝はシャワーだけというお風呂の入り方をしていませんか、自宅のお風呂でも体の不調を治すことができるんですよ。
もちろん温泉のお風呂でなくて自宅のお風呂の入り方次第でいやされるのです。
お風呂に入る前に
お風呂に入るにはお風呂に入る時間が大切です。
時間は寝る時間の1時間前に入るのがいいのです。身体は深部体温が下がると一番よく眠れます。
湯船に浸かると手足の血管が広がり熱が外に逃げます、眠るタイミングはお風呂で副交感神経が優位になり深部体温が下がりつつある時です。
日中起きている時には交感神経が優位になっています、ゆっくり湯船に浸かって手足の体の血管が広がって放熱すると深部体温が下がり副交感神経が優位になった時が一番眠りにつきやすくなります。
ちなみに自律神経とは呼吸や血液循環などを無意識で調整している神経です。
緊張させる交感神経とリラックスさせる副交感神経の2種類があります。自律神経が乱れると、心身の不調をきたしていきます。心の病気になってしまいますね。
お風呂に入る準備
お風呂に入る準備をします 、物の準備と身体の準備です。
まずは脱水予防に常温の水を用意して入浴中やその前後に飲むようにします。
軽くストレッチをして体を温めると入浴効果がでます。
入浴前に浴室を温めておく事、浴室暖房は入る前までつけていいですが温風でも濡れた肌に風が当たると冷えるので入る直前には消します。
熱いシャワーを洗い場にかけておくと湯気で浴室が温まります、服を脱いだら全身の鏡の前で裸の自分の眺めてボディーチェックをしましょう。
お風呂のお湯の温度は40度です。40度で15分の入浴をします。
お湯の温度は感覚に頼らないでください、水温計で必ず測りましよう。
夜の睡眠を得るには内臓や脳などの深部体温をいったん上げてから急降下させることが大切です。
40度のお風呂に15分浸かると深部体温が約0.5度上がります。
熟睡のためには40度で15分湯船に浸かりましょう、汗がじんわり出てくるまで入ります。
湯船には入浴剤を入れます。特にタブレット剤は事前に湯船に入れておきましょう。
お風呂場の環境
浴室脱衣所・湯船・お風呂は温度管理が重要です、気温差が多いと自律神経が柔軟に働かず体温調節がうまくいかないため血圧が変動しやすくなります。バスタオルは浴室から取りやすい場所に置いて置きます。
お風呂場と脱衣場リビングの温度はできるだけ同じにしたいものです。また脱衣所ではわずかに風もないように注意をする事が必要です。窓からの風や換気扇の風が風に当たると、せっかく温まった体が熱を奪われ、冷えてしまいます。
入浴手順
- かけ湯をします。
入浴前に洗面所で化粧を落とし湯船に入る前にある程度の身体の汚れを洗い流します。もちろんお尻などを洗います。 - 湯船に浸かります。
腰まで浸かりひと呼吸してからゆっくりと「あ~・・・・・」と声を出しながらとても気持ちがいい感じの言葉を出しながら全身浸かります。
気持ちがいい時「あ~」と声が出ますね、素直な気持ちに合わせて声を出してください。 - 初めの湯船は5分だけです。最初は5分だけで十分です。5分浸かったら湯船から出ましょう。
- 髪を洗います。
髪は、地肌をマッサージするように洗います。 - また15分湯船に浸ります。
追い炊きや、たし湯で40度に上げてから入ります。15分たったら上がります。 - 体を洗います。
襟元や日焼け止めを塗った腕や足や汚れの多い脇や足裏を石鹸で十分洗ってシャワーで体の汚れを落としていきます。
これで入浴は終わりです。 - 浴室で体を拭く前に手に取りやすい場所において置いたバスタオルを浴室に持ち込み、浴室で身体を拭きます。
- 浴室内でボディケアをします。浴室内で保湿剤をぬります。
保湿剤は浴室内ではなく湿気の少ないリビングなどに保管がオススメです。 - 脱衣所で下着やソックスを着用、足が冷えやすいのでまずソックスを履いてから下着をつけるのが理想です。
- 用意しておいたお水を飲む、しっかり水分補給をします。
- スキンケアをしながらパジャマを着て、顔に化粧水を塗りズボンを履き、乳液を塗り上着を着るという行動を並行で行う。
そして素早く髪を乾かす。時間を置かずに素早く髪の毛を乾かす、いつまでも濡れているとと冷えの元になる。 - 入浴後はすぐに寝室に直行します。
照明を明るくしたり、アロマや後、音楽を使って五感を心地よく刺激し、うっとり感を味わいます。
特にオススメは呼吸を吐くして息を長くすると副交感神経が優位になり、ゆっくりと眠れます。
お風呂に入り方のいろいろな疑問点
- 入浴効果が高いのは全身浴より半身浴
これは全身浴に比べると温まるのがダウンするので良くないです。
半身浴は水面から出る体の面積が大きいため40度で15分の全身浴と同様の温まり度を得るには時間がかかります。
半身浴で20分未満だと、実はシャワー浴と変わらない可能性があります。
また長時間つかると肌の保湿成分が流出し、乾燥肌を加速させてしまいます。
半身浴は臓器に疾患がない限りあまりメリットはないと言われます - 忙しくて湯船に浸かれないから週一回でも湯船につかれば問題ない
いま日本人に足りないのは睡眠、忙しくて時間が確保できないならと睡眠の質を高めるお風呂に入るのがベスト。
毎日湯船につかり、体温をしっかり上げてから下げて寝ることが大切です。
24時間の中でいかに自分の時間を作るか、何を優先すべきか考えて湯船に浸かる時間を工夫してください - お風呂上がりの水分補給はスポーツドリンクが効果的
スポーツドリンクは糖分がいっぱいで喉が渇きやすい。
お風呂上がりの水分補給にはスポーツドリンクが効果的に見えますが一般的なスポーツドリンクには500ml中に約30gもの糖分が含まれています。糖質が少なくても身体への悪影響が懸念されている人工甘味料もあまりオススメはできません。
スポーツドリンクは避け、常温の水をゆっくり飲みましょう。
湯船に浸かる時
- 湯船に浸かるときには、お腹の底から声を出そう。
湯船に浸かる時に声を出すと、血圧上昇が妨げられます、また声を出す時は体の奥底から思いっきり出しましょう。
鼻から吸い込めば鼻の粘膜が潤っていきます湯船に浸かった瞬間、交感神経が優位になり血圧が上がります。
それを防ぐには湯船に浸かる時に大きな歌謡を出して息を吐き出しましょう。
おじさんのように体の奥底から出すのがポイント1日の疲れが一気に飛びます声を出すと鼻や喉の粘膜も潤い気分転換にもなります。その後はゆったりと身体の力を抜き、お風呂に湯船に浸かります。浮力に任せてゆらゆらと・・・ - 浴室はほのかな明かりで入ろう。
電気をオフにしてもオッケーです。浴室の照明はそのままだと明るすぎる、睡眠ホルモンを分泌させるならできる限り暗い空間に、注意したいことはキャンドルは換気扇が必要なので冬場は禁物です。
浴室は天井が低く、光源が近いため思った以上に明るいものです。夜間のメラトニンが睡眠ホルモン分泌を妨げないためにもできる限り暗い空間にしましょう。
脱衣所の電気を一旦オフにしてから入室すると自然となれます。
入浴後脱衣所をオフにし、浴室の電気だけでドライヤーをかけるのもオススメ。
どうしてもキャンドルを使用したいのなら。キャンドルは燃えると二酸化炭素を発生するので使う時は必ず換気扇を回してください。照明は、ほのかな明かりが理想、赤っぽい暖色系の電球にするとなお良いです。ほのかな明かりになるように。 - 音楽は聞こえるか聞こえないかの小さな音で聞くといい。
遠くから聞こえるくらいの音量が理想的。自分の発する音に耳を傾けるのもヒーリングに適している。
入浴中に音楽があるとよりリラックスできます全く無音が好きならそれでもオッケー。
日中はさまざまな音を無意識に感じ取っているため、耳は疲れています。浴室の静かな空間で水を音だけを感じながらゆっくりと浸かっていくのもいいです。 - シャンプー・入浴剤・アロマオイルは香りの力でますますゆっくり1日の疲れが取れます。
お風呂で嗅ぐ香りでリラックスできます、特にラベンダーのアロマなら間違いなく良く眠れます。
アロマオイルはマグカップやお風呂の蓋に垂らしてもいいです。
嗅覚はダイレクトに感情に結びつきます。嗅覚は五感の中で最も敏感に香りを自覚します。
嗅覚は幸せや憂鬱など瞬時に感情に結びつけます。だからシャンプーや石鹸などをお風呂で使う香りを嗅ぐと夜が来たと感じられるのです。
アロマオイルは湯船に垂らすと揮発しやすいためお湯をそそいだマグカップに数滴垂らして直接嗅いだりお風呂の蓋の端に点々と垂らしたりしましょう。 - 心も体もリセットできる炭酸ガス系なら温まりも桁違い入浴剤は毎回使わないともったいない。
特に温まるのは血管を広げる炭酸ガス系の入浴剤を使えば入浴時間は足りなくてももオッケー。
入浴剤には体を温める効果を上げるものや肌がつるつるになるものなど様々なタイプがあります、中でも断然温まるのが泡が出て血管の広がりを促進する炭酸ガス系は血行が良くなれば栄養や酸素が末端まで行き渡ります。
冬は特に炭酸ガス系のオススメです、入浴剤は色々ありますが炭酸ガス系は末梢血管を拡張させ、血液循環を促進能力は格別、酵素系、パパインなどの酵素が皮膚表面の角質層の汚れを除去、清涼系メントール配合はハッカの清々しい清涼感が特徴、スキンケア系ホホバオイルやスクワランセラミド配合で潤いを与える、無機塩素系、結婚を広げる硫酸ナトリウム、マグネシウムなどを含有しているので忙しい時の時間がない時には良いです。
さいごに
お風呂の入り方は人それぞれ生活行動によって違いがあると思います。
お風呂には入り方でこんなにも心が落ち着きよく眠れるようになり疲れが取れるので是非やってみて下さい
ここに書いてあるすべてのことを行わないといけないことはないです、でも少しでもできることから始めてみてください。
きっと身体や心に変化が出てくると思います。
少しでもゆっくり湯船に浸かって次の日元気な朝を迎えてください。