ヨガは始めるきっかけとして最近、痩せたい・健康になれる・瞑想することがいいと色々あり、いろんなきっかけで始めたいと思っている方が多いです。
私も体が硬くて腰が痛いとか肩が痛いとかダイエットしたいという目的で最近ヨガを始めました。
実際にヨガを始めて調べてみました、ヨガは心身共にスピリチュアル的な所からも注目を浴びています。
ヨガは自分を癒してくれて、一瞬一瞬の心の中を知り、幸せに導いてくれるのです。
忙しい毎日の生活の中で体の痛みや心の痛みを感じてはいるものの忙しさの中で、その声は無視して毎日を過ごしてしまうのです。
そして痛みを我慢し続けてしまうのです。
ヨガは体はもちろん心の中も、全てを通して自分の体の中の軸を正してくれるのです。
ヨガではポーズをとったとき辛い、痛い、苦手と感じるポーズがその人その人であると思いますその苦手なポーズは体のどこかが疲れていたりするのです。
無理にその整ったポーズにする必要はないのです。
辛いというポーズは取らないでください。
ポーズに近いところから挑戦し始めて、ゆっくり少しづつ動かしていくことで少しづつ日々ポーズに近づくことができます。
焦らずに苦手なポーズに挑んでください。
ポーズをとるときは呼吸が大切です。ゅっくりとした呼吸で呼吸に合わせてポーズを作ります。
焦ってポーズを取ると呼吸は緊張している状態です。
呼吸で自分を見つめながら今の自分を知り、体の修復をしましょう。
ポーズを取ったときに外見で「どんな風に見えているのだろう」「みんなは素敵なポーズを取っているから私も頑張ろう」などど思わなくていいのです。
自分のためのヨガなのですから自分の体と向き合ってください。
アーサナという言葉をヨガではよく聞きますが、もともと瞑想の時の安定した緊張を緩めるポーズ・座り方です。
リラックスしてポーズを取ってください。
ヨガとは
ヨガの思想
それでは、ヨガの意味を知りましょう。
ヨガは古代インドで発祥されました。伝統的な宗教的な行法です。
心身を鍛えて、精神を統一して古代インドの命あるものが何度も転生し生まれ変わりるという人生究極の目標の輪廻に至ろうとしていました。
身体的ポーズ=アーサナを中心にエクササイズとして行われています。
しかし本来のヨガはインドの諸宗教と深く結びついている宗行法です。
ヨガの実践
ポーズを取ることがヨガだと思われていますが。
一般に、アサナ(ポーズ)をとることがヨガと思われがちです。
アサナはラジャ・ヨガと呼ばれる実践法(他にカルマ・ヨガ、ジニャーナ・ヨガなどがある)の一部で、経典「ヨガ・スートラ」の中の段階式訓練法、八支則の3番目に当たります。
5つの道徳律(非暴力・新日・不盗・自己修練・無欲)、5つの勧誡(清潔・満足・辛苦に耐えられる能力・自己内省・神への信仰)を学び、アサナを始めます。
アサナでは様々なポーズを通して身体知覚を細部まで発達させ研ぎ澄まし、ブラナ(生体エネルギー、日本では気と言われている)の経路を開き、体を柔軟で強靭な状態へ導きます。
それとともに呼吸法を使って、生体エネルギーの流れをコントロールし、制感、集中、瞑想へと段階的に訓練を行っていきます。
呼吸法を使用して行くのです。
そして訓練を通じて、肉体、感情、知性、精神、霊性へと探求を進め、無意識の領域を顕在化し、新たな自分自身を発見していきます。
ヨガの歴史
ヨガの起源は謎に包まれています。
一説にはヒンズー教のシヴァ神よって賢者に伝えられ、何千年もの間師から弟子へと伝承されてきたと言われています。
ヨガが登場する最古の文献はヴェダと呼ばれる新聖典群で、一部は紀元前2500年に遡ります。
紀元前6世紀ごろになるとラーマーヤナとマハーバーラタの二大叙事詩が表され、後者の中のバガヴァッドギータはヨガの経典として名高いものです。
紀元前3世紀頃最も有名な経典、ヨガ・スートラが聖者バタンジャリーによって書かれ、ヨガが初めて体系化されたと言われています。
またハタ・ヨガ・ブラディピカという古典経典には様々なアサナと呼吸法が記され、現代ヨガに影響与えています。
ヨガの内容
- リラックスし意識を自己の内にむけます。
- アサナ(ポーズ)をとり体に集中します。
- 呼吸法とともにエネルギーを高めます。
- 深いリラックスに入り休息します。
- 静寂な心と共に体に戻ります。
メリット
- 心身の健康
- 集中力
- リラクゼーション
- 疲労回復
- ストレスの緩和
- 自然治癒力の向上
- 精神の静寂
その他として、体力や筋力の向上、老廃物を出す(血流やリンパ流の流れスムーズに、美肌、新陳代謝が活発に)、ポジティブ心やる気アップ、ストレスやうつ症状の緩和・耐性向上 などなど。
こちらに記載したものは一例で、個人差があります。
スピリチュアルヨガ
- ワーク・カルナディア ヨガが体操と異なるのは、生体エネルギーを扱うところです。
私たちの人体は生体エネルギーと意識を含んだ構造を持っており、この生体エネルギーを、経典では「プラナ」(日本では気)と呼んでいます。
そして肉体・感情・知性・精神的な5つのレベル(コーシャ)、霊的3つのレベル(シャリラ)を含んだ複合体として解説しています。
私が通っているヨガも「プラナ」に焦点を当てて行っています。
まず体を意識できるように簡単な解剖学を理解し、その体の筋肉や体の一部分を感じながらの動きが必要になります。
アサナ(ポーズ)で体の意識した部分を動かせるように訓練し、身体意識の発達により集中力が養われた体を敏感に知覚するようになると、呼吸法が理解できるようになるのです。 - 呼吸はただ空気を吸って吐くのではなく、体の知覚と呼吸を示されることで体の流れ(生体エネルギー)を感じるのです。
また呼吸法を理解するようになると体の深部や呼吸の流れが観察されるようになり、体の不調な部分にエネルギーの淀みを見つけられるようになります。 - アサナと呼吸法を繰り返し練習することで、エネルギーの流れが強くなり、体の浄化がおこります。それによって淀みが溶け、体は柔軟になるのです。また訓練により集中が深くなることで、心の静けさがもたらされます。
このようにアサナ(ポーズ)を取るときは生体エネルギーが淀みなく流れることが重要になります。
ときには道具を使ったりして安定したポーズを保てるようにしていくことが必要です。
終わりに
ヨガの終わりには副交感神経系を促すアサナ(ポーズ)をし、体の内観や呼吸法を使ってリラクゼーションを行います。
真っ暗の中で瞑想に入り体全身をリラックスし、心も浄化される感じです。
その感覚!「きもちいい」その一言になります。
ヨガが終わった後は何とも言えない心と体の気持ちいい感覚を味わえるのです。
ヨガで自分を大切にする習慣を身に着け、心と体の美を目指しましょう。
ヨガの時にアロマの香りをかぎながら行うのも相乗効果でリラックスがよりとれそうですね。
ストレスの多いこの社会、ヨガによって心と体も健康にいきましょう