良い入浴の方法は前回話しましたので今回はその続きになります。前回⇨入浴で疲れた心と身体をリセットしよう
ここではお風呂に入って浮腫を取ってダイエットしたい方にちょっとしたアイデアを提案します。
1日の終わりに足がパンパンになってつらい、靴が小さく感じると言う事はありませんか?これがむくみです。むくみは血液やリンパの流れが滞ることで引き起こされます。血行をよくするためには運動やマッサージ、お風呂で温まるのが効果的です。でも忙しい毎日で運動・マッサージを行っていくのは難しいですよね。そこで日々の習慣に取り入れやすいお風呂でのむくみ解消がおすすめなんです。
毎日のお風呂で浮腫無しのスッキリとした足を手に入れましょう。
入浴剤
入浴といえばまずは入浴剤を考えますね。
目的を考えるとどんな入浴剤が良いのでしょうか。
湯船に塩(ソルト)を入れることはよく聞きますが本当の塩を入れることは気が引けます。
塩は浴槽や排水管などを傷めたりしないか心配になりますね。
エプソムソルトという入浴剤があります、このソルトは浴槽や配管などを傷めることが無いのです。
塩風呂に入りたいのならエプソムソルトを選ぶと良いです。
それは海水などに多く含まれているミネラルの一種で、温浴効果がとても高く、血流をよくし筋肉がほぐれ、肩こりや腰痛にも効果があります。
むくみ解消や便秘解消などのデトックス効果もあります。
私はその塩と泥パックを併用した入浴剤が好きです。肌もツルツルになるので良いです。
フロークレイ・バスアンドパックはミネラルを豊富に含んだ国内で産出された国産クレイ(ベントナイト)100%のバスソルト。
入浴剤としてだけでなく、泥パックとしても使用でき、多孔質な構造で肌表面の汚れをしっかり吸着します。
自宅のお風呂に入れるだけで、お湯がなめらかに生まれ変わります。
浮腫のとり方
お風呂は入るだけでも浮腫解消の効果があります。
むくんでいる所を指でつかめば体の巡りがさらに良くなります。
そして膝関節と股関節は湯船の中で指圧していきましょう、股関節や腋などはリンパが集まっている所なのでそこを指で指圧してリンパの流れを良くします。膝関節と股関節はぐぐっと指圧していきます、膝関節のコツは膝裏に指2本を入れて息を吐きながら内側にグッと押していきます。
股関節は湯船の中で膝を立てそのまま横に倒し、足の付け根を指圧します。
湯船は全身のリンパ液を集める静脈のある鎖骨まで浸かります。
湯船に浸かるだけでも水中の圧力の効果でリンパの流れが良くなりむくみが解消します。
シャワーの流水で水圧を加えるのもいいですが、オススメはストレッチです。
関節を動かすとマッサージ効果が得られます。
また膝関節と股関節の指圧はしっかりと力を入れて圧をかけましょう。
次に指の体操します、体操の方法は手と足それぞれの指をジャンケンのようにグーチョキパーとしていきます。
そして小指から1本ずつほぐすように動かといいです。次にゆっくりと足首や手首の関節を回しましょう。
一呼吸ずつゆっくりと大きく1つづつ関節を回していきます。
ダイエット目的でのお風呂に入る時間の目安
ダイエット目的なら寝る2.3時間以上前に運動すると交感神経を刺激するのでダイエット目的のお風呂は寝る直前ではなく早めの時間帯に入ることをおすすめします。
交感神経は昼の神経とも言われて血圧を上げたりして精神活動を活発にすることで身体が活動しやすい状態になります。
反対に副交感神経は夜の神経と言われ外的刺激に緩やかに反応して呼吸や心拍数を下げる事で精神をリラックスさせ睡眠しやすくな流ので睡眠の時間を考えて入浴しましよう。
お風呂でのトレーニング
お風呂の入り方や洗い場での運動もダイエットになります。
水圧を利用して有効に運動することも良いです。
水圧は浴槽の大きさによりますが女性がお風呂に入ると大体約500kgの水圧がかかります。
水圧により下半身の静脈やリンパ管が圧迫されるためこの状態でトレーニングを行うとダイエット効果大。
ただし寝る直前だと交感神経が優位になるためダイエット目的ななら就寝の2・3時間以上前に行いましょう。
洗い場で水が入った洗面器やシャンプーボトルを上げ下げすると腕の筋肉を鍛えるのに持ってこいです。
お風呂は、前半7分に運動し後半8分はうっとりとお風呂に入ります。
15分湯船に浸かるなら前半にエクササイズ後半はリラックス、42度の湯船3分 洗い場3分を何度か繰り返すと代謝アップするので、湯船と洗い場を繰り返すのもいいです。
むくみをとって水圧を利用する入浴トレーニングは部屋でするより効果が高い。
お腹・膝・太もも・お尻等気になる所をバスタイムの前半に行い後半で気になる部分を引き締めて湯船の水圧を利用すればお腹や下半身を楽に鍛えることができます。
くびれを手に入れたいなら湯船の中でお腹を凹ませながら太ももの内側を引き締める。
またお椀型の小尻を目指すならヒップアップトレーニングを、くびれを作るには、お腹をへこませ両手を胸でクロスし、自転車をこぐように両足を回す10回から30回行う。
膝を立て膝で手を水平に伸ばし、上体を後ろに倒して30秒キープ。
うちもも引き締め、体育座りで両手は膝に当てて外側に両膝は内側に押し合い10秒間から30秒キープ。
小尻&ヒップアップ爪先を浴槽の縁につけてお尻を持ち上げ、膝を左右に開き、お尻に力を入れて15秒から30秒キープしていきます。
湯船でマインドフルネス
最後にお風呂に入っての、マインドフルネスをすることをおすすめします。
人きりになれるお風呂は毎晩心をリセットできる場所ですお風呂はゆっくりと時間が作れる場所なのでマインドフルネスに最適な場所と言えます。
マインドフルネスは日本マインドフルネス学会では「今、この瞬間の体験に意図的に意識を向け、評価をせずに、とらわれのない状態で、ただ観ること」と定義されています。
ゆっくりと何も考えず呼吸のみに集中します。それを1分から3分だけでいいのです。
なんにも考えないその時間がとても大事なのです。
あと、自分を見つめること自分を大好きになること、そしてマインドフルネスの後は今日1日何が楽しかったのかということを思い出して今日1日の自分を褒めてあげてください。
仕事や育児などでストレスが溜まったら大声で歌ったり、大きな声出すのもおすすめですが、あれこれ考えると余計に交感神経が出てきます、何も喋らず静かに心を落ち着けてゆったりとした入浴をしてください